2021.02.01
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節分ですよ、全員集合!

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こんにちは、チューリップハウスです!


もう2月ですね!

バタバタしているうちに、もう1年の12分の1が過ぎてしまいました。

特に1月は、大雪やコロナウイルスの感染拡大、コロナ変異種が国内でも確認されるなど、事件が盛りだくさんの月でしたね。

ただでさえ新しい年の始まりで忙しいところに、トラブルがたくさん起こりましたから、皆様もそれぞれ大変だったのではないでしょうか。

わたしは、プライベートでもなかなかトラブルが多い月だったので、ちょっと不安になっています。

「こんな状態で、2021年大丈夫なの……?」と。

だって、1月があれですよ!

自然災害に、コロナに、そういえば鳥インフルエンザというのもありました。

2021年、大丈夫?

どうしようもないトラブルに巻き込まれたりしない?

……と、不安でいっぱいのところに。

やってきました。

節分!!!

みなさんご存知かと思いますが、

今年の節分は、2月2日です。

1日早いんですよ。明日です、明日!

2日に節分がくるのは、明治30年以来、実に124年ぶりだとか。

すごい!

この機会を逃す手はありません。

というわけで、今回は節分のお話です。

節分を攻略せよ!

節分とは何かを知ろう

本来、【節分】というのは、季節の節目である【立春・立夏・立秋・立冬】の前日のことをいいます。

年に4回あるんです。

わたしたちが「節分」と言うのは、だいたい立春の前日。2月3日、ないし2日をさします。

年に4回あるはずなのに、どうして節分といえば2月なのか。

これには旧暦が絡んでいるんですよ。

旧暦では、春から新しい年が始まっていました。

なので、暦の上での「春の到来」を示す【立春】は、いわば新年の始まり。

その前日である2月の節分は、大晦日に相当する大切な日だったのです。

そこで、立春の前日の節分が重要視され、節分といえばこの日をさすようになったのでした!

昔から、季節の分かれ目、特に年の分かれ目には邪気が入りやすいと考えられており、様々な邪気祓い行事が行われてきました。

節分おなじみの豆まきも、新年を迎えるための邪気祓いなんですよ。

豆まきの由来を知ろう

豆まきの起源は、なんと奈良時代までさかのぼります。

古代中国には、大晦日に【追儺(ついな)】という邪気祓いの行事がありました。

桃の木で作った弓矢を射て、鬼を追い払う行事です。

これが奈良時代に日本に伝わり、平安時代には宮中行事として取り入れられました。

その行事のひとつ、「豆打ち」の名残が「豆まき」で、江戸時代に庶民の間に広がったそうです。

豆を「打つ」から「まく」に変わったのは、農民の豊作を願う気持ちを反映し、畑に豆をまくしぐさを表しているからだと言われています。


豆まきは、鬼を追い払うための行事。

豆をまきながら、こう言いますよね。

「鬼はー外、福はー内!」

鬼といっても、人を食べてしまうような鬼のことではありません。

日輪刀でしか倒すことができないあの鬼とは違いますよ!

ここでいう鬼とは、邪気や厄の象徴

形の見えない災害・病・飢饉など、人間の想像力を超えた恐ろしい出来事は、すべて鬼の仕業と考えられてきました。

この鬼を追い払う豆は、五穀の中でも穀霊が宿るといわれる【大豆】です。

豆が【魔滅】

豆を煎ることで【魔の目を射る】

ことに通じるため、煎った大豆を使います。これを【福豆】と言うんですね。

それにしても、日本人って当て字大好きですね……。

豆まきのススメ

では、2021年に鬼が悪さをしないように、しっかり鬼を追い払いましょう。

コツがいくつかあるので、ご紹介します。


*豆は必ず煎り豆で!

豆には穀物の霊力が宿っているとされています。

さらに、芽が出る寸前の春の豆は、生命力の象徴で、縁起が良いそうです。

ただ、拾い忘れた豆から芽が出ると良くないことが起こると言われています。

豆は必ず火を通してからまきましょう。

スーパーなどで売っている、節分用の煎り豆でOKです!


*神棚に祭ってパワーアップ!

煎った豆を枡に入れて、神棚にお供えしておきましょう。

神棚がないお家は、南の方角に置きます。

夜になったら、いよいよ豆まき開始です!


*大きな声で!

豆をまくのは、家長の役目とされています。

その年の干支の生まれである、年男・年女も吉だそう。

家じゅうの戸や窓を開け放して、大きな声で

「鬼は外!福は内!」

と唱えながら、家の外と内に豆をまきます。

豆をまいたら、鬼が入ってこないように、すぐに戸を閉めます。


*歳の数だけ

豆まきが終わったら、1年間無病息災で過ごせるよう、歳の数だけ福豆を食べる風習があります。

食べる豆の数は、

「満年齢のまま食べる」

「新しい年の厄祓いなので、数え年として1つ多く食べる」

「もともとを数え年と考えて、新年の分を加えて2つ多く食べる」

など、地方によって様々です。

全部食べ切れないという方は、梅干し・塩昆布・豆3粒を入れた【福茶】を飲むという方法も。

豆まきいろいろ

豆まきにも、地方によって様々なバリエーションがあります。


*北海道~東北、信越地方

雪の中でも見つけやすいように、豆の代わりに殻付き落花生をまく


*九州

「鬼は外」ではなく「鬼はほか」という


*岡山、佐渡など

豆占いをする。

豆を炉の灰の上に12粒並べ、右から1月、2月~12月として、白くなった月は晴れ、黒く焦げたら雨、豆が転がって落ちたら風が強く吹くといわれる。


*東京・入谷の鬼子母神

「鬼は外」の代わりに「悪魔外」と言う。


他にも、鬼が悪者を退治するなどの言い伝えがある地域や社寺では、「鬼は外」とは言わず、「鬼は内」と言うところも。

「九鬼さん」「鬼頭さん」など、苗字に「鬼」がつくお家でも、「鬼は内」と言うのだとか。

恵方巻を食べよう

恵方巻は、その年の恵方を向いて食べると願い事が叶い、無病息災や商売繁盛をもたらすとされています。

こちらは、大阪発祥の風習だそう。

恵方巻には、七福神にちなんで、7種類の具を入れ、

巻き込んだ福を逃さぬように、丸ごと1本、恵方を向いて無言で食べきると良いとされています。

恵方巻を、逃げた鬼が忘れていった金棒に見立てて、鬼退治ととらえる説も。

ちなみに、今年の恵方は南南東ですよ!

節分の魔除け

鬼は、イワシの生臭い臭いと、ヒイラギの痛いトゲが大の苦手とされています。

そこで、イワシの頭を焼いて、臭いを強くしたものをヒイラギの枝に刺し、それを玄関先に取り付けて、鬼が入ってこないようにする風習もあります。

これを、【焼嗅(やいかがし)】【鰯柊】【柊鰯】【柊刺し】などと呼びます。

昔から、臭いの強いもの、トゲのあるもの、音の出るものは、魔除けや厄除けになるといわれていますからね。

これが玄関先に飾ってあるお家には、ちょっと入りたくないような気がする。

いや、むしろ入りたくない……ということはまさか、

わたしは鬼だった……?

いやいや、そんなまさか。

睡眠を邪魔されたら鬼のようになるからって、そんなまさか。

こ、こわい……(´;ω;`)

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はい、というわけで、節分のお話でした。

邪気を祓い、1年の幸福を祈る、節分。

「こんな時に節分だなんて、浮かれていられない」と言わず、

こんな時だからこそ、昔からある節気行事を行ってみてはいかがでしょうか。

現在までこうして残っているということは、日本に根ざした何かがあるはずでしょうから。

わたしも、今年は久しぶりに豆まきをしてみようと思います。


それでは~