2021.02.26
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住まい

お家の雑学 2時間目:歴史編②

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こんにちは、チューリップハウスです!


先月の末から飲み始めたサプリメントのおかげか、

食生活にほんの少しだけ変化があったためか、

まあまあ元気な日が続いています。

やっぱりちゃんと栄養を採らないと、体ってダメなんですね。

そんなわたしの欲しいものは、

【ミキサー】!

一応、お菓子作り用に買ったものはあるのですが、いかんせん大きい。

氷も砕いてくれるような、タフでちょっとコンパクトなミキサーが欲しい!

なぜなら、スムージーを作りたいから。

不足しがちな食物繊維を手軽に採るんじゃ!


……「また食べ物の話してる」と思った方。

その場で腿上げ50回お願いしますね。


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さて。

前回に引き続き、お家の歴史のお話。

今回は、江戸時代以降のお家のお話ですよ。

キンコンカンコン、授業を再開します!

続・お家の歴史

江戸時代

1603年~1868年頃になると、人口が増加してきます。

そうなると、まあ江戸や京などの都市部に人が集まるわけです。

都市部には、大人数が暮らせる、集合住宅が密集するようになりました。

商人や職人など、町人の約7割は、瓦や板葺きの屋根と薄い板壁のみで遮られた、【棟割長屋】と呼ばれる長屋で暮らすように。

表通りにお店を構え、その裏側に住まいを設けて生活していたそうです。

ちなみに、身分の低い行商人や、土木工事などの労働者も、安い家賃で長屋を間借りし、密集して暮らしていました。

商店と長屋や町家が密集していたため、火事が起こると延焼する危険性が高かったのが難点。

「火事と喧嘩は江戸の花」なんて言いますけど、まさしくその通りだったんでしょうね。

農村地帯では、カヤやワラなどの草葺き屋根と、土壁からできたお家が多かったそう。

気候や仕事内容に合わせて、住まいにバリエーションが出始めたのも、この頃のようです。

この時代以降、農作業などを行う土間と、生活に使う板床の間に分かれた【農家】が登場しました。


明治

時は明治。1868年~1868年頃。

やって来ました、文明開化の時代です。

鎖国が終了し、欧米の文化がどんどん導入されました。

同時に、ヨーロッパやアメリカの建築様式や技術もどんどん導入。

恵まれた階級の人々によって、材料や建具などが輸入され、洋館が建てられるように。

洋館と言っても、在来の和風の住宅に、別棟として建てられることが多かったようです。

洋館は、主に来客をもてなす時に使用し、

生活は隣の和風の住まいで送る……というのが主流だったそう。

ソファやテーブル、カーテンなど、家具も洋風のものが取り揃えられました。

この頃に洋館を建てることができたのは、官僚や財閥のような、社会的地位の高い一部の人々のみでした。

洋館=権力があってお金持ち!というイメージ。

その人たちですら、生活は和風の住宅で送っていたのですから、欧米の生活様式はまだまだ浸透していなかったと言えるでしょう。

明治から昭和(戦前まで)

1868年~1945年。

都市の中流家庭の住まいの中心は、基本的に瓦屋根と縁側のある、和室を主とした【木造住宅】になりました。

部屋と部屋の間はふすまで仕切られていることが多く、個室としても、大部屋としても利用が可能に。

そして、これまでの住まいには必ずあった【土間】がなくなり、【板の間】の台所が増加していきました。

洋式の文化は取り入れられましたが、まだ畳にちゃぶ台で暮らしている人がほとんど。

ひとつのターニングポイントとなったのが、1923年に起きた、関東大震災

この震災による木造住宅の被害の多さから、地震に強い住まいが求められ始めました。

その結果、日本で最初の鉄筋コンクリートの公共住宅が登場したのです。

当時は3~4階建てだったようです。

大変人気で、入居希望者が殺到したとの記録もあるとか。

昭和(戦後)

1946年~1989年。

戦後、各地ではバラックなどの粗末な仮設住宅が立ち並んでいました。

その後の高度経済成長による復興で、住まいが急速に近代化

都心の人口増加による住宅不足を緩和するため、巨大なニュータウンが各地に造成されました。

鉄筋コンクリートの団地や、高層マンションなどが登場したのもこの頃。

1970年代には、住宅メーカーの、「機能性が高く、品質の安定した」プレハブ住宅が憧れの対象となり、人気を集めました。

地震や台風など、災害が起こるたびに、耐震などの技術が発展し、安心して暮らせる住まいへと着実に進化を遂げていきます。

平成

1989年~2019年。

とうとうここまできました、平成です。

高度経済成長期を経て、日本は大きく成長したものの、その成長よりも遥かに大きな問題が残りました。

それが、【地球温暖化】

温室効果ガスによる温暖化、有害物質による河川・空気・土壌の汚染。

学校で習った方も多いのではないでしょうか。

温暖化の原因となる【温室効果ガス】を削減するため、世界が目指し始めたのが【省エネ】

そして、同じく力を入れ始めたのが、太陽光発電などの【再生可能エネルギー】を利用した、【創エネ】

このふたつを取り入れた住宅が登場しました。

その名も、【省エネ住宅】

高断熱・高気密など、住宅性能の向上による省エネと、

太陽光発電システムを利用した創エネによって、

年間のエネルギー収支がゼロになる住まい、【ZEH(ゼッチ)】も誕生。

政府でも、省エネ基準を義務化し、普及させようとする動きがありました。

補助金やエコポイントなどがそれですね。

居住時の快適さはもちろん、災害にも強い住宅となっていきました。

令和以降

2019年5月からスタートした、令和。

快適で省エネとなった住宅は、さらに進化を遂げました。

家中の家電や車がつながり、スマホ1台で操作が可能な住宅、【IoT住宅】

【IoT】とは、【Internet of Things】の略。

直訳すると、「モノのインターネット」です。

IoT住宅とは、

現代の住まいに欠かせない、空調や照明、冷蔵庫、インターホン、シャッターなどの住宅設備に通信機能を搭載し、

自動認識や制御、遠隔操作を行うことができる住宅のこと。

まだまだ登場したばかりの【IoT住宅】。

これからさらに進化していくことでしょう。

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ざっとになりますが、日本のお家の歴史を振り返ってみました。

時代によって作りに違いはありますが、どの時代でも、

住宅に求められているのは【安心】【快適】のような気がします。

夏は涼しく、冬は暖かい住宅。

無駄なエネルギーを使わない、家計にも環境にも優しい住宅。

そんなお家は、もはや当たり前になりつつあります。

自然災害に強い住宅も、どんどん進化していっています。

この先、住宅はどのような進化を遂げていくのでしょう。

子どもの頃には夢物語のようだった住宅も、もしかしたら実現まであと一歩になりつつあるのかもしれませんね。


はい、今日の授業はここまで!

予習・復習・家づくりの夢と妄想を忘れずに!


それでは~