2020.11.01
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健康をつくるには②~お家のつくりかた

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こんにちは、チューリップハウスです!


今日からいよいよ11月ですね!


…………もう、11月ですね……。


今年は、

今年こそは、


温泉旅行に行きたかったのに!!

食べ歩きもしたかったのに!!

行きたいイベントは中止になるし!!

コンサートにも行けないし!!


記念すべき2020年、令和2年目。

どんな年になるんだろうとワクワクしていたのに、まさか大半をコロナウィルスに持っていかれるとは。

いつか海外旅行にも行きたいねと家族と話していたので、余計に悲しいです。

普通に海外へ行けるようになるには、あとどれくらいかかるんでしょうか……。


まあ、ウィルス相手に怒っても仕方がありません。

だって、どうしようもないもの。

わたしたちにできることは、とにかく予防をしっかりすること。

それくらいですからね。


2020年も、あと2カ月。

みなさんは、何をしますか?


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さて、引き続き健康のお話ですが、

今日のテーマは「健康をつくるお家」です!

健康をつくるお家って?

断熱性能が高いお家で過ごすと、健康になる?

お家づくりの際によく聞く、断熱性能

ハウスメーカーさんでも、工務店さんでも、「お家を建てるなら、断熱性能が高い方がいいですよ」「うちは断熱性能にこだわっていますよ」と言われますよね。


断熱性能が高いお家は、

冬暖かくて、夏涼しいお家。


「それが一体どうしてそんなに良いことなの?」

なんて思ったこと、ありませんか?

もちろん、メリットはいっぱいありますよ。

何より、過ごしやすいですし。

冷暖房をガンガンつけなくてもいいから、電気代の節約になりますし。

けれど、その中でも大きいのは、

健康になる」ということだと思うんです。


……あ、今、

「嘘っぽいなあ」

って思いましたね?

確かに、「断熱性能が良い家で暮らせば、誰だって健康になるよ」とは言えません。

お家づくりでできるのは、あくまでも「健康な体を育むための環境」を整える、そのお手伝いです。

その「環境づくり」に大切なもののひとつが、「断熱性能」。

まず、健康と断熱性能の関係について、ちょっとお話させてください。

室内気温と体感温度

室内の気温と、体感温度は違いますよね。

室内で感じる体感温度は、室内の気温だけではなく、壁や床など、表面の温度にも左右されます。


体感温度=(室内温度表面温度)÷2


これが、おおよその体感温度を求める計算式。

たとえば、

室内温度は20℃あるけど、壁や床は10℃しかない。

こんな状況での体感温度は、15℃です。

けれど、

室内温度が20℃、壁や床の表面温度が18℃なら、

体感温度は19℃になりますよね。


このように、断熱性能が高いお家なら、室内温度と体感温度との差を小さくすることができます。

なぜって、壁や床も断熱がバッチリだから。

室温は高いのに、壁や床が極端に冷たくなってしまうなんてことは、ほとんどありません。


また、みなさん、

「冷たい空気は下に、温かい空気は上に行く」と、聞いたことはありませんか?

特に冬場に言えることなのですが、

断熱性能が不十分なお家だと、温かい空気が上昇して、熱が外へ逃げ、

その分冷たい空気が部屋の下部分に滞留し、上下の温度差が生じやすくなります。


暖房をつけているのに、床が冷たい。足元が寒い。

これは、つらいですよね。


断熱性能が低いと、室内の温度差が大きくなってしまいます

お部屋の中と廊下とで、気温に差がある。

リビングは温かいけれど、脱衣所は寒い。

こういった室温のムラは、ストレスになりますし、

最悪、ヒートショックを招く原因にもなります。


特に入浴時に6℃以上の温度差があると、ヒートショックを引き起こす危険性が高くなると言われています。

断熱性能を高め、部屋ごとの気温差を小さくすること。

小さなことに思えるかもしれませんが、実は室温のムラって、体には結構な負担なんですよ。

心臓にも負荷がかかります。

断熱性能は、省エネや光熱費の削減以前に、

みなさんの健康と深く結びついていることを、どうか知っておいてください。

その他にも

断熱性能が高いお家は、結露が減ります。

結露が全くしなくなる!ゼロになる!

ということは、残念ながらありませんが、減らすことはできます。

結露が減少すると、何が起こるか。

カビ・ダニの発生が抑えられるんです。


さらに、

暖房方式の改善と、24時間換気システムによる、室内空気の高品質化、

遮音性、心理面での改善など、様々な複合効果をふまえた上での結果ですが、

断熱性能が高いお家に転居した方には、

アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎、アトピーや気管支喘息などの疾患の改善が見られたというデータもあります。

最後に

高断熱のお家をすすめる時、

ハウスメーカーさんや工務店さんでは、よくこう言われると思います。

「電気代が安くなりますよ」


それはもちろん、嬉しいことですよね。

わたしだって、電気代が安くなるのかならないのかは、ものすごく気になります。

気になりますとも!

なんたって、どケチですからね!!


けれど、健康ってそれ以上に大切なことです。

健康じゃないと、

温泉旅行にも行けないし、

食べ歩きもできないし、

イベントにもコンサートにも行けないし、

海外旅行なんてもってのほか。

いくらお金があっても、健康な体がないと、やりたいことが満足にできません。


「健康は金で買えない」

本当にその通りです。

1度体調を崩してしまうと、なかなか元通りにはなりません。

入院・通院になったら、お金もかかります。

だからこそ、みなさんが過ごす「お家」の環境を大切にしてください。

高断熱をすすめる裏には、そんな想いもあるのです。

お家づくりで断熱のお話が出た時、このお話も思い出してくださったらいいな、と思います。


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以上、今日は「健康をつくるお家」のお話でした!

それでは、また!


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