2020.11.16
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日々を少しだけ豊かにするコツ③~香り編その1

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こんにちは、チューリップハウスです!


突然ですがみなさん、

五感の中で何が1番効くなと感じますか?

わたしは嗅覚です。

なんたって、匂いで今日の晩ご飯を当てることができますからね!


「それは嗅覚が優れているわけではなくて、ただ単に食い意地が張っているだけなのでは?」

……

…………

よくわかってるじゃないですか……。

その通りです。


真面目な話をすると、聴覚にはちょっと自信がありますよ。

小さい頃からピアノを習っていたので、音感は一応あります。

ちょっとのズレも聞き逃さないような『絶対音感』は、あいにく持ち合わせていませんけども。


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五感のお話から入りましたが、今日はずばり「嗅覚」にまつわるお題です。

「日々を少しだけ豊かにする」シリーズ3作目は、

香り」のお話!

香りのお話

香りと脳の関係

みなさん、ちょっと目を閉じて、思い浮かべてみてください。

秋に咲く金木犀、淹れたてのコーヒー、ほかほかのホットケーキに、とろけるバターとはちみつ……

……じゅるり


どうですか?

なんだか、情景だけではなく香りまで感じられるような気がしませんか?


実は、「香り=嗅覚」は、

人間の五感の中で唯一

直接「大脳辺縁系」に働きかけるものなんです。


……なんだそれって感じですね。

大脳辺縁系というのは、人間の本能や感情を支配している部分です。

この中に「海馬」と呼ばれる、記憶を司る部位があって、香りの情報はダイレクトに海馬に届くんです。

そのため、香りの記憶は鮮烈に残りやすいのです。


このことから、嗅覚は五感の中でも最も人間の本能的な感覚とも言われています。

昔、口にする食糧が腐っていないか、毒がないか、また、周囲に危険がないかどうかを

嗅覚を頼りに判断していたのかもしれませんね。

いい香りがしてくる気がします……。

香りの種類

「香り」とひと口に言っても、

様々な種類があります。

代表的な7つの香りを挙げてみました。

ーー*ー*-*--*-*--*-*--

■フローラル系

花々を連想させるような、甘く優雅な香り

例)ローズ、ジャスミン、ラベンダーなど

■柑橘系

オレンジやグレープフルーツなど、爽やかで甘酸っぱい香り

例)オレンジ、レモン、ベルガモットなど

■エキゾチック(オリエンタル)系

東洋の神秘的、エキゾチックなイメージの、重厚な甘さがある香り

例)イランイラン、サンダルウッド、マヌカなど

■スパイス系

アジアやインドの料理をイメージさせるような、刺激的でスパイシーな香り

例)シナモン、クローブ、コリアンダーなど

■ハーブ系

ハーブから抽出された、爽快な香り

例)ユーカリ、バジル、ミント、ローズマリーなど

■樹木系

森林の中にいるような、樹木を連想させる香り

例)ティーツリー、ローズウッド、ヒノキなど

■樹脂系

木の樹脂から採取する香料。高粘度で重厚な、甘めの香り

例)フランキンセンス、ベンゾイン、ミルラなど

ここに挙げた以外にも、たくさんの香りがあります。

アロマオイルを取り扱っているお店に行ってみると、香りの多さにびっくりするかもしれません。

ぜひ、ご自分の好みの香りを探してみてくださいね。


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次回はそれぞれの香りの効果についてお話をしたいと思います。

お楽しみに!