こんにちは、チューリップハウスです!
突然ですがみなさん、
五感の中で何が1番効くなと感じますか?
わたしは嗅覚です。
なんたって、匂いで今日の晩ご飯を当てることができますからね!
「それは嗅覚が優れているわけではなくて、ただ単に食い意地が張っているだけなのでは?」
……
…………
よくわかってるじゃないですか……。
その通りです。
真面目な話をすると、聴覚にはちょっと自信がありますよ。
小さい頃からピアノを習っていたので、音感は一応あります。
ちょっとのズレも聞き逃さないような『絶対音感』は、あいにく持ち合わせていませんけども。
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五感のお話から入りましたが、今日はずばり「嗅覚」にまつわるお題です。
「日々を少しだけ豊かにする」シリーズ3作目は、
「香り」のお話!
みなさん、ちょっと目を閉じて、思い浮かべてみてください。
秋に咲く金木犀、淹れたてのコーヒー、ほかほかのホットケーキに、とろけるバターとはちみつ……
……じゅるり
どうですか?
なんだか、情景だけではなく香りまで感じられるような気がしませんか?
実は、「香り=嗅覚」は、
人間の五感の中で唯一
直接「大脳辺縁系」に働きかけるものなんです。
……なんだそれって感じですね。
大脳辺縁系というのは、人間の本能や感情を支配している部分です。
この中に「海馬」と呼ばれる、記憶を司る部位があって、香りの情報はダイレクトに海馬に届くんです。
そのため、香りの記憶は鮮烈に残りやすいのです。
このことから、嗅覚は五感の中でも最も人間の本能的な感覚とも言われています。
昔、口にする食糧が腐っていないか、毒がないか、また、周囲に危険がないかどうかを
嗅覚を頼りに判断していたのかもしれませんね。
いい香りがしてくる気がします……。
「香り」とひと口に言っても、
様々な種類があります。
代表的な7つの香りを挙げてみました。
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■フローラル系
花々を連想させるような、甘く優雅な香り
例)ローズ、ジャスミン、ラベンダーなど
■柑橘系
オレンジやグレープフルーツなど、爽やかで甘酸っぱい香り
例)オレンジ、レモン、ベルガモットなど
■エキゾチック(オリエンタル)系
東洋の神秘的、エキゾチックなイメージの、重厚な甘さがある香り
例)イランイラン、サンダルウッド、マヌカなど
■スパイス系
アジアやインドの料理をイメージさせるような、刺激的でスパイシーな香り
例)シナモン、クローブ、コリアンダーなど
■ハーブ系
ハーブから抽出された、爽快な香り
例)ユーカリ、バジル、ミント、ローズマリーなど
■樹木系
森林の中にいるような、樹木を連想させる香り
例)ティーツリー、ローズウッド、ヒノキなど
■樹脂系
木の樹脂から採取する香料。高粘度で重厚な、甘めの香り
例)フランキンセンス、ベンゾイン、ミルラなど
ここに挙げた以外にも、たくさんの香りがあります。
アロマオイルを取り扱っているお店に行ってみると、香りの多さにびっくりするかもしれません。
ぜひ、ご自分の好みの香りを探してみてくださいね。
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次回はそれぞれの香りの効果についてお話をしたいと思います。
お楽しみに!