2020.11.21
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日々を少しだけ豊かにするコツ⑤~お茶にしましょ:紅茶編

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こんにちは、チューリップハウスです!


突然ですが、みなさん、

「これがないと生きられない!」

っていうもの、ありますか?

わたしはあります。

それは、

お茶。


朝のお茶、おやつのお茶、食後のお茶。作業中にもお茶。

わたしはコーヒーより紅茶派なので、常に茶葉をストックしています。

お茶、おいしいですよね。

緑茶に番茶、ほうじ茶、紅茶、ジャスミン茶、抹茶、ハーブティー。

いろんな種類があって迷ってしまいますが、今日は紅茶のお話をしましょうか。

紅茶の話

紅茶の日本上陸は

日本に初めて紅茶が輸入されたのは、明治20年のこと。

この時入ってきた紅茶の量は、わずか100キログラム。

原産国の中国ではなく、イギリスからの輸入でした。

上流階級の方々に、とってももてはやされたそうですよ。

紅茶に含まれている成分

紅茶に含まれている主な成分は、タンニンカフェインテアニンなど。

この3つの成分の効果について見ていきましょう。


タンニン

ポリフェノールの一種で、渋味を感じる成分。

紅茶に含まれる量については、銘柄によって異なるが、だいたい1割から2割ほど。

抗がん性・抗酸化性・抗菌性を持つ。

鉄分の吸収を緩やかにする作用も。

過剰摂取によって、鉄分の吸収が阻害され、貧血などの症状を引き起こす場合があるので、摂取量に注意。


カフェイン

紅茶のカフェイン含有量は、平均で3.3%程度。

強い利尿作用がある。

脳や筋肉を刺激する興奮作用を持ち、眠気やだるさを軽減する。

摂取後に運動すると、脂肪の排出を促すため、ダイエット効果があるかも?

過剰摂取によって、自律神経の乱れ・めまい・心拍数の増加・不眠などに繋がるリスクがある。

また、消化器系への刺激により、下痢・吐き気・嘔吐の危険もあるため、適量を守って摂取すること。


テアニン

たんぱく質に含まれているアミノ酸の一種。紅茶の甘味を左右している。

紅茶に含まれている量は、だいたい200~800ミリグラムほど。

血圧の上昇を抑える。

脳・神経機能の調整にも効果があるのでは、と期待されている。

紅茶を楽しむためのお茶道具

紅茶を入れる時に必要な、ティーポットとカップ。欠かせないのはお水。

「紅茶をより美味しく、より楽しむためにはどんなものを選んだらいいの?」

日本紅茶協会で推奨されているのは、次のようなものです。


■水

汲みたてで、空気を多く含んでいる水が紅茶向き。軟水がベター。

お湯は沸騰直後(100℃)のものが推奨されています。


■ポット

陶磁器か銀製のティーポット、もしくはガラス製のティーサーバーを使う。

鉄分を含むポットを使用すると、紅茶のタンニンが鉄分と化合して香味を損ない、紅茶の色も黒っぽくなってしまいます。


■カップ

紅茶の色を楽しむためにも、内側が白のカップを選びましょう。

浅いカップだと、香りが広がるので、より美味しく感じます。


リーフティーの入れ方も紹介されていますので、ぜひ日本紅茶協会のホームページも参考にしてみてください。

日本紅茶協会ホームページ

いかがでしたか?

紅茶ひとつとっても、結構奥が深いですよね。

お茶の世界は広く奥深いのです。

年末が近づき、慌ただしい時期になりますが、

時にはお茶の香りを楽しんで、ちょっとリラックスしてみてはいかがでしょうか。

機会がありましたら、他のお茶のお話もしたいですね。

それでは~!