こんにちは、チューリップハウスです!
突然ですが、みなさん、
「これがないと生きられない!」
っていうもの、ありますか?
わたしはあります。
それは、
お茶。
朝のお茶、おやつのお茶、食後のお茶。作業中にもお茶。
わたしはコーヒーより紅茶派なので、常に茶葉をストックしています。
お茶、おいしいですよね。
緑茶に番茶、ほうじ茶、紅茶、ジャスミン茶、抹茶、ハーブティー。
いろんな種類があって迷ってしまいますが、今日は紅茶のお話をしましょうか。
日本に初めて紅茶が輸入されたのは、明治20年のこと。
この時入ってきた紅茶の量は、わずか100キログラム。
原産国の中国ではなく、イギリスからの輸入でした。
上流階級の方々に、とってももてはやされたそうですよ。
紅茶に含まれている主な成分は、タンニン・カフェイン・テアニンなど。
この3つの成分の効果について見ていきましょう。
■タンニン
ポリフェノールの一種で、渋味を感じる成分。
紅茶に含まれる量については、銘柄によって異なるが、だいたい1割から2割ほど。
抗がん性・抗酸化性・抗菌性を持つ。
鉄分の吸収を緩やかにする作用も。
過剰摂取によって、鉄分の吸収が阻害され、貧血などの症状を引き起こす場合があるので、摂取量に注意。
■カフェイン
紅茶のカフェイン含有量は、平均で3.3%程度。
強い利尿作用がある。
脳や筋肉を刺激する興奮作用を持ち、眠気やだるさを軽減する。
摂取後に運動すると、脂肪の排出を促すため、ダイエット効果があるかも?
過剰摂取によって、自律神経の乱れ・めまい・心拍数の増加・不眠などに繋がるリスクがある。
また、消化器系への刺激により、下痢・吐き気・嘔吐の危険もあるため、適量を守って摂取すること。
■テアニン
たんぱく質に含まれているアミノ酸の一種。紅茶の甘味を左右している。
紅茶に含まれている量は、だいたい200~800ミリグラムほど。
血圧の上昇を抑える。
脳・神経機能の調整にも効果があるのでは、と期待されている。
紅茶を入れる時に必要な、ティーポットとカップ。欠かせないのはお水。
「紅茶をより美味しく、より楽しむためにはどんなものを選んだらいいの?」
日本紅茶協会で推奨されているのは、次のようなものです。
■水
汲みたてで、空気を多く含んでいる水が紅茶向き。軟水がベター。
お湯は沸騰直後(100℃)のものが推奨されています。
■ポット
陶磁器か銀製のティーポット、もしくはガラス製のティーサーバーを使う。
鉄分を含むポットを使用すると、紅茶のタンニンが鉄分と化合して香味を損ない、紅茶の色も黒っぽくなってしまいます。
■カップ
紅茶の色を楽しむためにも、内側が白のカップを選びましょう。
浅いカップだと、香りが広がるので、より美味しく感じます。
リーフティーの入れ方も紹介されていますので、ぜひ日本紅茶協会のホームページも参考にしてみてください。
いかがでしたか?
紅茶ひとつとっても、結構奥が深いですよね。
お茶の世界は広く奥深いのです。
年末が近づき、慌ただしい時期になりますが、
時にはお茶の香りを楽しんで、ちょっとリラックスしてみてはいかがでしょうか。
機会がありましたら、他のお茶のお話もしたいですね。
それでは~!