2020.12.02
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多肉植物入門!

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こんにちは、チューリップハウスです!


12月ですね!

紅葉していた葉もどんどん落ちて、なんだか急に色がなくなってきた気がします。

これから雪が積もってくると、緑が恋しくなりますよね。


そう、緑といえば。

みなさんのお家には、観葉植物ってありますか?

わたしのお部屋には、何年か前にありました。ふわふわのサボテンでした。

かわいくてかわいくて、毎日飽きもせず眺めていたのですが、

根腐れでダメになっちゃったんですよ……。

どうもわたしは植物を育てるのに向いていないようで、

ある時は枯らす、

ある時はナメクジに新芽を食べられる、

ある時は根腐れを起こしてしまう。という風に上手に育てられたためしがありません。

植物は好きなんですよ。好きなのに、育てて触れ合おうとするとダメなんですよ。

これは呪いか。

わたし、前世で何かやらかしたんでしょうかね……。


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そんなわたしですが、驚くべきことに、

チューリップハウスの事務所にある観葉植物だけは枯らしていないんです!

そう、驚くべきことに!!

いつかやらかすかもしれないとビクビクしていますが、今のところは大丈夫そうです。

そんな事務所にある観葉植物の中でも、とりわけ可愛く思えてしまうのが多肉植物。

ぽこぽこ増えてくるので、見ていて飽きないし、とにかく可愛いんですよ。

「自分のお家でも育ててみたいなあ」という思いもありつつ、

「いや、枯らすか根腐れがオチだろうなあ……。それだったら植物がかわいそうだよなあ」とも思いつつ。

でも、やっぱり気になる!知りたい!

そんな気持ちだけが先走って、多肉植物の本を買っちゃいました。

本なら枯れないもんね!!

知ったからには誰かにお話ししなくては。

そんなわけで今日は、みなさんに多肉植物のお話をしたいと思います。

多肉植物の世界

そもそも、多肉植物って?

本屋さんに行くと、園芸の本のコーナーで1度は目にする「多肉植物」の文字。

この多肉植物というのは、簡単に言うと、

葉や茎などに水を貯めることができる植物」です。

水を貯めることができるので、乾燥にはとっても強いのです。

ほとんどの多肉植物は、南アフリカやメキシコ、マダガスカルのような、乾燥地帯がふるさとだから。

あのサボテンも多肉植物の仲間なんですよ。

砂漠で水分が確保できない時には、

サボテンを切ってそこから水を摂取するなんてサバイバル術も囁かれているくらい、

サボテンは水を貯える能力に長けています。

ちなみにですが、前述したサバイバル術はおすすめしません。

サボテンの多くはアルカロイドという毒を持っているので、下痢や嘔吐、マヒなどを引き起こしてしまいます。

ウチワサボテンのように、生で食べることができる種類ならいいんですけどね。

多肉植物の種類

多肉植物の種類は様々です。

今回は、一般的な4種類を紹介しましょう。

■セダム属

ぷくっとした肉厚の小さな葉が群生しているのが特徴。

日本では「マンネングサ」とも呼ばれています。

セダム属には、世界に約420の種類があるんだそう。

見た目もかわいいですが、暑さ・寒さにも強く、育てやすいので、初心者の方にもおすすめです。

ビルの壁面や屋上の緑化にも使われているんだとか。

■アロエ属

細長くてギザギザした肉厚の葉が特徴です。

皆様ご存じ、アロエヨーグルトのアロエもこちらの仲間。

アロエは大きく分けて2種類あり、

食用のアロエは「アロエベラ」、観賞用のアロエは「木立ちアロエ」といいます。

アロエベラは寒さに弱く、育てる難易度は高めです。

でも、食べることができるのは嬉しいですよね。頑張ってみたい。わたしが頑張ると枯れてしまいそうだけど。

■ハオルチア属

ハオルチアの特徴は、なんといっても

硬い葉の品種はアロエのようにツンツンした葉を持ち、

柔らかい葉の品種には、葉の内部に日光を取り入れるための「窓」があります。

この「窓」は光を通すので、光にかざすととても綺麗なんですよ。

他にも、植物には見えないような不思議な形の品種や、珍しい柄のものもあります。

■メセン属

植物とは思えない不思議な形をしている品種が多い、メセン属。

男性的と言われる「仙人掌(サボテン)」に対して、すべすべとした手触りと様々な模様を持つこちらは、「女仙(メセン)」と呼ばれています。

見た目も面白いですし、脱皮をするというのも大きな特徴です。

この他にも、根っこの部分がボコボコと岩のように育つものなど、面白い種類がたくさんあります。

中には花を咲かせる品種もあるんですよ。

植物があると、お部屋の雰囲気が明るくなりますし、ちょっとずつ育っていく姿を見るのも楽しいです。

「お前、頑張ってるなあ、かわいいなあ」

事務所の多肉植物にそう話しかけてしまう程度には、わたしはこの世界に惹かれているようです。

みなさんもぜひ、この世界に浸ってみてくださいね。

おいでよ、多肉植物の沼。