こんにちは、チューリップハウスです!
少し前、秋真っ盛りの頃。
我が家でちょっとした事件が起こりました。
その名も、
「落ち葉に埋もれた車事件」。
わたしの車は、広めのアプローチにとめてあるのですが、
ここには木が何本か植わっているんですね。
風の強い日、久しぶりの2連休。
本でも買いに行こうかなと外に出たら。
なんと。
落ち葉に車が埋まっていました。
「嘘だろ!!」
そう叫んでしまったわたしは悪くなかったと思います。
我が家には3カ所の庭があります。
アプローチが2カ所、中庭が1カ所。
祖母が元気だった頃には、庭師さんをお呼びして、綺麗にお手入れしてもらっていました。
しかし、最近は全く手を入れなくなってしまったので、荒れ放題の雑草ボーボー状態です。
おばけ屋敷みたい。
わたしの夢は「おばけ屋敷に住んでおばけと暮らすこと」と、「本に埋もれて死ぬこと」なので、おばけ屋敷っぽいのはいいんですけど。
でも、おばけいないんですよね。部屋いっぱいの本棚もないし。
わたしが家を建てるなら、おばけ屋敷っぽい家にして、部屋は本棚でいっぱいにしたいです。
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さて。
みなさんのお家に、お庭はありますか?
「今はないけど、新しくお家を建てるなら、小さいお庭が欲しいかも」と考えている方もいらっしゃるかと思います。
そこで今回は、お庭におすすめの木をご紹介しようと思います。
木って、お手入れ大変ですよね。
伸びてきたら剪定して、冬になったら雪囲いして。
「どうしてわざわざ木を植えるんだ……?」
疑問に思うこともあるかもしれませんが、実はこんな役割があるんですよ。
植える目的が1番ハッキリしているのは、生け垣です。
公道や隣家からの視線を遮るのが、主な目的。
なので、向こう側が見えないよう、葉の密度が高く、病害虫に強いものが適しています。
枝葉が伸びすぎないよう、形を維持することが大切で、だいたい年に3回くらいは刈り込む必要があります。
視線を遮ることが目的なので、「刈り込んでもすぐに新芽が生えてくる」というのも、生け垣にする木の条件です。
これらの条件を全て満たしている木が、
レッドロビン、オウゴンマサキ、トキワマンサク、アラカシ、シルバープリペットなど。
自治体によっては、新たな生け垣の造成に助成金制度を設けているところもあるそう。
シンボルツリーというのは、そのお家の象徴となる木のこと。
お家の外観に調和させるため、ある程度高さのある木が選ばれます。
ハナミズキやヤマボウシ、ヒメシャラ、オリーブ、シマトネリコなどが人気。
ただ、これらはいずれも「高木」と言われる樹種で、10年もすると見上げるような姿になります。
植える場所をよく検討し、高くなりすぎないよう、剪定で樹高を抑えて育てる必要があります。
日当たりのことを考えると、おすすめしたいのは「落葉性の木」。
春になったら新芽が出て、夏に若葉が生い茂り、秋に紅葉して、冬に葉が落ちる木です。
この木の魅力は、季節の移ろいを感じられること。
また、夏に葉が茂るので、強い日差しを遮ってくれ、
冬には葉が落ち、低くなった太陽の光を遮ることなく、室内に届けてくれます。
ハナミズキ、ジューンベリー、アオダモ、ライラック、ハクモクレン、アジサイ、イロハモミジなどがおすすめ。
樹木は植えたら勝手に育つわけではなく、剪定など、ある程度のお手入れが必要です。
全くお手入れの要らない庭木はありません。
ただ、できるだけ手間をかけなくてもいい庭木はあります。
それが、常緑樹。中でも、病気に強い木であれば、お手入れがあまり要らないと言えるでしょう。
シラカシ、シマトネリコ、コニファー、ヒイラギ、クチナシ、キンモクセイなどがおすすめ。
実を結ぶ木であれば、レモンやヤマモモ、ビワ、柚子なども。
迷ってしまう時には、花言葉や木言葉で選んでみるのも楽しいかもしれません。
たとえば、
オリーブなら「平和」と「知恵」、
ヒイラギなら、「用心深さ」「先見の明」「保護」など。
ただ、あまりこだわりすぎるとドツボにはまってしまうので、
とりあえずはお手入れの手軽さ、育てやすさで選ぶのが無難だと思います。
それでは、良いお庭ライフを!