2020.12.15
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お庭の木

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こんにちは、チューリップハウスです!


少し前、秋真っ盛りの頃。

我が家でちょっとした事件が起こりました。

その名も、

「落ち葉に埋もれた車事件」

わたしの車は、広めのアプローチにとめてあるのですが、

ここには木が何本か植わっているんですね。

風の強い日、久しぶりの2連休。

本でも買いに行こうかなと外に出たら。

なんと。

落ち葉に車が埋まっていました。

「嘘だろ!!」

そう叫んでしまったわたしは悪くなかったと思います。


我が家には3カ所の庭があります。

アプローチが2カ所、中庭が1カ所。

祖母が元気だった頃には、庭師さんをお呼びして、綺麗にお手入れしてもらっていました。

しかし、最近は全く手を入れなくなってしまったので、荒れ放題の雑草ボーボー状態です。

おばけ屋敷みたい。

わたしの夢は「おばけ屋敷に住んでおばけと暮らすこと」と、「本に埋もれて死ぬこと」なので、おばけ屋敷っぽいのはいいんですけど。

でも、おばけいないんですよね。部屋いっぱいの本棚もないし。

わたしが家を建てるなら、おばけ屋敷っぽい家にして、部屋は本棚でいっぱいにしたいです。


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さて。

みなさんのお家に、お庭はありますか?

「今はないけど、新しくお家を建てるなら、小さいお庭が欲しいかも」と考えている方もいらっしゃるかと思います。

そこで今回は、お庭におすすめの木をご紹介しようと思います。

目的別・お庭におすすめの木

木って、お手入れ大変ですよね。

伸びてきたら剪定して、冬になったら雪囲いして。

「どうしてわざわざ木を植えるんだ……?」

疑問に思うこともあるかもしれませんが、実はこんな役割があるんですよ。

生け垣

植える目的が1番ハッキリしているのは、生け垣です。

公道や隣家からの視線を遮るのが、主な目的。

なので、向こう側が見えないよう、葉の密度が高く、病害虫に強いものが適しています。

枝葉が伸びすぎないよう、形を維持することが大切で、だいたい年に3回くらいは刈り込む必要があります。

視線を遮ることが目的なので、「刈り込んでもすぐに新芽が生えてくる」というのも、生け垣にする木の条件です。

これらの条件を全て満たしている木が、

レッドロビン、オウゴンマサキ、トキワマンサク、アラカシ、シルバープリペットなど。

自治体によっては、新たな生け垣の造成に助成金制度を設けているところもあるそう。

シンボルツリー

シンボルツリーというのは、そのお家の象徴となる木のこと。

お家の外観に調和させるため、ある程度高さのある木が選ばれます。

ハナミズキやヤマボウシ、ヒメシャラ、オリーブ、シマトネリコなどが人気。

ただ、これらはいずれも「高木」と言われる樹種で、10年もすると見上げるような姿になります。

植える場所をよく検討し、高くなりすぎないよう、剪定で樹高を抑えて育てる必要があります。

季節感と日当たり

日当たりのことを考えると、おすすめしたいのは「落葉性の木」。

春になったら新芽が出て、夏に若葉が生い茂り、秋に紅葉して、冬に葉が落ちる木です。

この木の魅力は、季節の移ろいを感じられること。

また、夏に葉が茂るので、強い日差しを遮ってくれ、

冬には葉が落ち、低くなった太陽の光を遮ることなく、室内に届けてくれます。

ハナミズキ、ジューンベリー、アオダモ、ライラック、ハクモクレン、アジサイ、イロハモミジなどがおすすめ。

お手入れが楽

樹木は植えたら勝手に育つわけではなく、剪定など、ある程度のお手入れが必要です。

全くお手入れの要らない庭木はありません。

ただ、できるだけ手間をかけなくてもいい庭木はあります。

それが、常緑樹。中でも、病気に強い木であれば、お手入れがあまり要らないと言えるでしょう。

シラカシ、シマトネリコ、コニファー、ヒイラギ、クチナシ、キンモクセイなどがおすすめ。

実を結ぶ木であれば、レモンやヤマモモ、ビワ、柚子なども。

迷ってしまう時には、花言葉や木言葉で選んでみるのも楽しいかもしれません。

たとえば、

オリーブなら「平和」と「知恵」、

ヒイラギなら、「用心深さ」「先見の明」「保護」など。

ただ、あまりこだわりすぎるとドツボにはまってしまうので、

とりあえずはお手入れの手軽さ、育てやすさで選ぶのが無難だと思います。

それでは、良いお庭ライフを!