2021.02.08
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雪だるま作ろう!

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こんにちは、チューリップハウスです!


とつぜんですが、みなさん、お買い物は好きですか?

わたしは割と好きです。

こんな状況なので、友だちと集まってショッピングなんてことはできませんし、

そもそも県内にほとんど友だちがいないので、最近は妹と出かけることが多いです。

平日の空いている時間を狙って、サッと行って、サッと用事を済ませて、サッと帰ってくる。

ショッピングに行く機会も減りましたし、ちょっとはお金を使わなくなるかな、と思っていたのですが、

1回の買い物の金額が大きくなっただけでしたね。

もう、「これだけ入ったらこれだけ出ていく」って決まっているみたいに。

貯金したいと思ってはいるものの、なかなか貯まりませんし、心が折れそう。

強い心を持ちたい。

良い貯金方法があったら、教えてください。


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さて。

先月のような大雪ではないものの、やはり2月というべきか、雪がちらつく日がありますね。

もう見飽きたというのが正直なところですが、雪がなかなか降らない地域の友人からすると、ちょっと羨ましいそうです。

先日、通話アプリで話していた時、「雪だるま作ったことある?わたし、ないんだよね」と言われたのが、少し印象的でした。

雪国では当たり前の景色も、雪が降らない地域にはない景色なんですよね。

わたしも昔は作りましたよ、雪だるま。

まあ、すぐに飽きて、庭に滑り台を作っていましたが。

ところで、雪だるまの起源ってご存知ですか?

よく見かけるものではあるけれど、どうしてあんな形になったのかって、意外と知りませんよね。

気になったので、調べてみました!

雪だるまのあれこれ

雪だるまのルーツは?

雪国では当たり前に見かける【雪だるま】

これ、一体いつから作られていたんでしょうか。

雪だるまが初めて誕生した、その起源は明らかになっていませんが、江戸時代の後期には既に作られていたそうです。

江戸時代に活躍した浮世絵師・歌川広景の作品、「江戸名所道戯尽 廿二御蔵前の雪」には、雪だるまが描かれているんですよ。

こちらに描かれているのは、今のような2段重ねの形ではなく、本当に【だるま】の形をしているもの。

さらに、その雪だるまの近くにはお供え物が描かれていることから、縁起物として作られていたのではないか、と考えられています。

今とは形が違ったんですね。

形の変化

雪だるまが今の形に変わった過程は、現在も明らかになっていないようです。

2段重ねの形が主流になってからは、木の枝を腕代わりにしたり、木の実や石・炭などを目や鼻に見立てたりするようになりました。

どう見ても【だるま】には見えませんが、今も「雪だるま」と呼ぶのは、江戸時代からの流れがあるからでしょう。

海外の雪だるまは3段重ね

海外には、そもそも【だるま】というものがありません。

そのため、「雪だるま」ではなく「スノーマン」と呼びます。

スノーマンは、2段重ねではなく、3段重ね。上から順に、頭・胴・足とされています。

日本の雪だるまよりも、人に近い形をしていますね。

パイプをくわえさせて、シルクハットやニット帽を被せ、ニンジンの鼻、枝の手、木炭の目で仕上げるのが、一般的なスノーマンだそう。

日本の雪だるまには足がないので、1カ所にじっとしたまま動きませんが、

スノーマンには足があるため、動いたり歩いたりできると言われています。

雪だるまの大きさ比べ!

形も名前も違うものの、日本でも海外でも、雪で何かを作るという発想は変わらないようです。

となると、次はこう。

「どっちが大きい雪だるまを作れるか、勝負しようぜ!」

競いたくなるのは、人間のサガってもんなんでしょうね。

そしてなんと、かつて世界1の大きさを誇った巨大雪だるまは、日本にあったのです!

山形県最上郡の大蔵村では、毎年冬が来ると、20メートル級の高さの巨大な雪だるま「おおくら君」が作られます。

1995年には、なんと身長29.43メートルを記録!

この記録でギネスブックに認定されました。

しかし翌年、アメリカで作られた「オリンピア」という雪だるまが、身長37.21メートルを記録し、ギネス記録は見事に更新されました。

この「おおくら君」、積雪量の関係か、年々小さくなってはいるようで、

2020年の3月に作られた「おおくら君」の身長は7.7メートル

それでも十分に大きい気がしますが……。

今年の「おおくら君」は、どれくらい大きくなるんでしょうか。

気になりますね。

画像引用元:山形県大蔵村サイト内「観光案内」より

http://www.vill.ohkura.yamagata.jp/tour/shizen/yukidaruma/

雪だるまの作り方

「そんなもん、教わらなくても知っとるわい!」

と思う方も多いでしょうが、ちょっとだけお付き合いください。


雪だるまって、綺麗に作るのはなかなか難しくないですか?

わたし、ボコボコの雪玉で作った記憶しかないんですよ。

しかも、丸くない。なんか、細長い。

気に入らなくて作り直したら、なんか今度は横に長い。

綺麗に丸くならない!!

涙をのんだ幼いわたしのために、雪だるま作りのコツをまとめてみました。


☃小さい雪だるまの場合

お料理に使う、ステンレスのボウルがありますよね。

あれを2個用意します。

それぞれのボウルに、雪をたっぷりしっかり入れて重ねると、簡単に綺麗な雪玉を作ることができます。


☃大きい雪だるまの場合

一般的な方法になりますが、しっかりと固めた小さい雪玉を作り、これを雪の上で転がして大きくしていきます。

雪玉を転がす時は、同じ方向ばかりではなく、色々な方向にまんべんなく転がして大きくしていきましょう。


あとは頭と胴を重ねたら完成!

形がイマイチになってしまった時は、スコップで削って丸く整えてあげましょう。

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はい。

以上、意外と知らない雪だるまのお話でした。

大人になってからは、雪遊びなんてする機会がないですからね。

雪が降ったら、大人たちは気分が沈みます。

雪かきで筋肉痛になるわ、出勤のために早く起きなければいけないわ、運転は大変だわ、憂鬱なことだらけですよ。

でもまあ、本当にたまに、数年に1回くらいなら、雪遊び、してみてもいいかもしれない。

運動になるし。

ちょっと童心に返ってはしゃいでみたい気持ちもあるし。

雪かきのついでに、小さい雪だるまを作ってみようかな。

たぶん、我が家の犬2匹によって破壊されると思いますが……。

新しいお家を建てる日が来たら、お庭で犬たちと雪遊びするのも楽しそうだな。

ウインタースポーツもいいな。

みなさんも、雪、楽しんでみてください。

雪に困らされている分、楽しめるところは楽しんでやりましょう!


それでは!