こんにちは、チューリップハウスです!
とつぜんですが、みなさん、お買い物は好きですか?
わたしは割と好きです。
こんな状況なので、友だちと集まってショッピングなんてことはできませんし、
そもそも県内にほとんど友だちがいないので、最近は妹と出かけることが多いです。
平日の空いている時間を狙って、サッと行って、サッと用事を済ませて、サッと帰ってくる。
ショッピングに行く機会も減りましたし、ちょっとはお金を使わなくなるかな、と思っていたのですが、
1回の買い物の金額が大きくなっただけでしたね。
もう、「これだけ入ったらこれだけ出ていく」って決まっているみたいに。
貯金したいと思ってはいるものの、なかなか貯まりませんし、心が折れそう。
強い心を持ちたい。
良い貯金方法があったら、教えてください。
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さて。
先月のような大雪ではないものの、やはり2月というべきか、雪がちらつく日がありますね。
もう見飽きたというのが正直なところですが、雪がなかなか降らない地域の友人からすると、ちょっと羨ましいそうです。
先日、通話アプリで話していた時、「雪だるま作ったことある?わたし、ないんだよね」と言われたのが、少し印象的でした。
雪国では当たり前の景色も、雪が降らない地域にはない景色なんですよね。
わたしも昔は作りましたよ、雪だるま。
まあ、すぐに飽きて、庭に滑り台を作っていましたが。
ところで、雪だるまの起源ってご存知ですか?
よく見かけるものではあるけれど、どうしてあんな形になったのかって、意外と知りませんよね。
気になったので、調べてみました!
雪国では当たり前に見かける【雪だるま】。
これ、一体いつから作られていたんでしょうか。
雪だるまが初めて誕生した、その起源は明らかになっていませんが、江戸時代の後期には既に作られていたそうです。
江戸時代に活躍した浮世絵師・歌川広景の作品、「江戸名所道戯尽 廿二御蔵前の雪」には、雪だるまが描かれているんですよ。
こちらに描かれているのは、今のような2段重ねの形ではなく、本当に【だるま】の形をしているもの。
さらに、その雪だるまの近くにはお供え物が描かれていることから、縁起物として作られていたのではないか、と考えられています。
今とは形が違ったんですね。
雪だるまが今の形に変わった過程は、現在も明らかになっていないようです。
2段重ねの形が主流になってからは、木の枝を腕代わりにしたり、木の実や石・炭などを目や鼻に見立てたりするようになりました。
どう見ても【だるま】には見えませんが、今も「雪だるま」と呼ぶのは、江戸時代からの流れがあるからでしょう。
海外には、そもそも【だるま】というものがありません。
そのため、「雪だるま」ではなく「スノーマン」と呼びます。
スノーマンは、2段重ねではなく、3段重ね。上から順に、頭・胴・足とされています。
日本の雪だるまよりも、人に近い形をしていますね。
パイプをくわえさせて、シルクハットやニット帽を被せ、ニンジンの鼻、枝の手、木炭の目で仕上げるのが、一般的なスノーマンだそう。
日本の雪だるまには足がないので、1カ所にじっとしたまま動きませんが、
スノーマンには足があるため、動いたり歩いたりできると言われています。
形も名前も違うものの、日本でも海外でも、雪で何かを作るという発想は変わらないようです。
となると、次はこう。
「どっちが大きい雪だるまを作れるか、勝負しようぜ!」
競いたくなるのは、人間のサガってもんなんでしょうね。
そしてなんと、かつて世界1の大きさを誇った巨大雪だるまは、日本にあったのです!
山形県最上郡の大蔵村では、毎年冬が来ると、20メートル級の高さの巨大な雪だるま「おおくら君」が作られます。
1995年には、なんと身長29.43メートルを記録!
この記録でギネスブックに認定されました。
しかし翌年、アメリカで作られた「オリンピア」という雪だるまが、身長37.21メートルを記録し、ギネス記録は見事に更新されました。
この「おおくら君」、積雪量の関係か、年々小さくなってはいるようで、
2020年の3月に作られた「おおくら君」の身長は7.7メートル。
それでも十分に大きい気がしますが……。
今年の「おおくら君」は、どれくらい大きくなるんでしょうか。
気になりますね。
画像引用元:山形県大蔵村サイト内「観光案内」より
「そんなもん、教わらなくても知っとるわい!」
と思う方も多いでしょうが、ちょっとだけお付き合いください。
雪だるまって、綺麗に作るのはなかなか難しくないですか?
わたし、ボコボコの雪玉で作った記憶しかないんですよ。
しかも、丸くない。なんか、細長い。
気に入らなくて作り直したら、なんか今度は横に長い。
綺麗に丸くならない!!
涙をのんだ幼いわたしのために、雪だるま作りのコツをまとめてみました。
☃小さい雪だるまの場合
お料理に使う、ステンレスのボウルがありますよね。
あれを2個用意します。
それぞれのボウルに、雪をたっぷりしっかり入れて重ねると、簡単に綺麗な雪玉を作ることができます。
☃大きい雪だるまの場合
一般的な方法になりますが、しっかりと固めた小さい雪玉を作り、これを雪の上で転がして大きくしていきます。
雪玉を転がす時は、同じ方向ばかりではなく、色々な方向にまんべんなく転がして大きくしていきましょう。
あとは頭と胴を重ねたら完成!
形がイマイチになってしまった時は、スコップで削って丸く整えてあげましょう。
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はい。
以上、意外と知らない雪だるまのお話でした。
大人になってからは、雪遊びなんてする機会がないですからね。
雪が降ったら、大人たちは気分が沈みます。
雪かきで筋肉痛になるわ、出勤のために早く起きなければいけないわ、運転は大変だわ、憂鬱なことだらけですよ。
でもまあ、本当にたまに、数年に1回くらいなら、雪遊び、してみてもいいかもしれない。
運動になるし。
ちょっと童心に返ってはしゃいでみたい気持ちもあるし。
雪かきのついでに、小さい雪だるまを作ってみようかな。
たぶん、我が家の犬2匹によって破壊されると思いますが……。
新しいお家を建てる日が来たら、お庭で犬たちと雪遊びするのも楽しそうだな。
ウインタースポーツもいいな。
みなさんも、雪、楽しんでみてください。
雪に困らされている分、楽しめるところは楽しんでやりましょう!
それでは!