こんにちは、チューリップハウスです!
先日、曾祖母と曾祖父の法事があり、久しぶりに親戚と顔を合わせる機会がありました。
前に会った時には3歳だった従妹は6歳になり、なかなかのおしゃべりさんになっていました。
急に鬼滅の話題を振られた時にはびっくりしちゃいましたよ。
他の従弟ももう高校生・中学生になっていて、身長も伸びていました。
いやあ、わたしも歳をとるわけですね……。
ーーーーーーーーーーーーーーー
さて。
みなさんのお家には、ペットはいますか?
「今はアパートに住んでいるから飼えないけれど、いずれはマイホームを建てて、ペットと暮らしてみたい」
そう考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
わたしのお家には、インコが4羽に、犬が2匹います。
人間の数より、ペットの数の方が多いです。
いずれ新しいお家を建てるのなら、この子たちものびのび生活できるようなお家にしたいなあ、というのが、わたしの思い。
でも、ペットがのびのびできるお家って、どんなものでしょう?
気になったので、ちょっとポイントをまとめてみることにしました。
今回は、ペットと暮らすお家に必要な工夫について。
ペットの身体に負担となるのが、段差です。
特に犬にとっては、階段は結構な障害物。
ペットのやわらかい肉球にも負担がかかりますし、飛び降りた時の足腰への衝撃もあります。
1番良いのは、できるだけ段差を作らないこと。
どうしても作らなければならない時には、段差を緩やかにする・段差ではなく、スロープにするなど、工夫が必要です。
腰を痛めがちなペットがいる場合や、緩やかな階段を作るだけのスペースが取れない場合は、階段の入り口部分にペットフェンスを設置し、階段の往来を防いでしまいましょう。
一般的なフローリングでは、ペットが滑ってしまい、満足に走り回ることができません。
脱臼や骨折の危険性もあります。
ペットの生活スペースにはコルク材を使用する、ペット用のコーティングをするなど、ペットに優しいフローリング材を選びましょう。
特にウサギは、ほとんどが足の裏までフサフサの毛で覆われています。
滑りやすいので、カーペットやマットを敷くなど、特に足がグリップしやすい環境を整えてあげてください。
人間の家族とともに生活しているペットたちですが、彼らにだってプライバシーがあります。
眠るとき・排泄するとき・大きな音におびえたときなど、ペットは自分だけの空間でひとりになりたいと思うそう。
実際にペットに聞いたわけではないので、何とも言えないのですけどね。
その子によって性格も違います。
ひとりが好きな子、家族といるのが好きな子、気まぐれな子。
どんな子でも安心できるように、プライバシー空間も作ってあげましょう。
難しいことは特にありません。
以下の3点に気をつけてあげるだけです。
*エサや飲み水の置き場は、ヒトの動線から少しずらす
ペットのためのエサや飲み水の置き場所は、人間の動線からずらした方が良いです。
どこに置き場を作るかについては、その子によって性格も違うので、何とも言えません。
犬の場合、お家全体が自分の縄張りという意識があるため、なるべくその縄張りの【中心】にあった方が安心するそうです。
窓際や玄関の近くだと、あまり落ち着かないのだとか。
確かに、ご飯食べてる時に近くのドアが開閉したら、気になりますもんね。
位置が決まったら、コの字型かL字型の空間を作り、「安心してエサを食べられる場所」を用意してあげましょう。
これは、ペットだけでなく、家族のためでもあります。
ペットの食事中に、小さな子どもが手を出してしまったら、興奮しているペットに怪我を負わされてしまうこともあります。
そんなアクシデントを防ぐためにも、ペットだけの空間を作ってあげてください。
この空間の近くに、「エサやペット用品を収める場所」を用意すると、便利かもしれません。
*ペット用トイレスペースの工夫
ペットのためにトイレスペースを確保する場合、できるだけ家族から見えない場所に設置しましょう。
そうすることで、ペットは安心して排泄することができます。
奥まった場所を選び、そこに接している壁や床に防水加工を施すと、汚れても掃除がしやすいのでおすすめです。
*充分な換気と空調管理
1日中ずっとペットと共に家にいられれば問題はないのですが、どうしても仕事や買い物などで、家を空けてしまうこともありますよね。
2003年7月以降、住宅に「24時間換気システム」の完備が義務付けられました。
それ以降に建てたお家ならば、きちんと換気はされているので、それほど神経質にならなくても大丈夫です。
建築基準法では、「1時間で部屋全体の空気が半分以上入れ替わっていること」と定められていますから。
問題は、真夏や真冬。
今時のお家は断熱性・気密性も高いので、冷暖房をつけっぱなしにしているお家が多いです。
そういうお家であれば、特別な温度調節は必要ないかと思います。
ただ、ペットによって適温は違います。
また、同じ種類の子でも、寒さに強い子・弱い子、暑さに強い子・弱い子もいます。
ペットに合わせた調整が必要になってきます。
これから新築や大規模なリフォームをお考えの方は、パッシブデザインの考え方を取り入れてみてはいかがでしょう。
パッシブデザインとは、
「太陽光のあたたかさを取り込む/暑さを外に逃がす」という、自然エネルギーを利用するお家の建て方のこと。
この考え方を取り入れることができれば、光熱費の削減も期待できると思います。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
ペットのことを考えると、いくらでもこだわることができそう。
長くなってしまいそうなので、一旦ここまでにしておきましょうか。
次回は、ペットと暮らすお家の間取りや、細かいところの工夫についてお話ししたいと思います。
それでは~