日中、気温の上がる日も少しづつ増えてきて、過ごしやすい季節に変わっていこうとしていますね。
こんなに雪の降っていたことなんていつの日やら・・・(写真)

日中、気温の上がる日も少しづつ増えてきて、過ごしやすい季節に変わっていこうとしていますね。
こんなに雪の降っていたことなんていつの日やら・・・(写真)
さて、そろそろ新年度ということで、気分も一新して素敵な春を迎えたいですよね。
そこで、今回は2021年のトレンドカラーについてお話したいと思います。
ファッションやインテリアに取り入れて、気分を上げて新年度をスタートさせましょう!
chapter.
2021年のトレンドカラーは?
ファッションに取り入れる
インテリアに取り入れる
2021年のトレンドカラーは、「イエローとグレー」だそうです。
正確には、「イルミネイティングとアルティメットグレイ」と説明されています。
イルミネイティング:生き生きとした輝きを放つ明るく陽気なイエローで、太陽の力を宿した温かみを与えるイエロー・シェード
アルティメットグレイ:「永続的でしっかりした基盤をもたらす、強固で信頼できる要素を象徴」
この「イエローとグレー」組み合わせは「回復力と希望」を与えてくれる、「不屈の精神に与えられたポジティブなメッセージを表現」しているのだそうです。
昨年から現在にかけても尚、世界中の人々にとって困難な毎日を送っています。そういった意味では色に込められた意味やメッセージは今年にはピッタリのテーマではないかと思います。
■誰がどうやってトレンドカラーを決めている?
トレンドカラーといってもいったいどこの誰がどうやって、決めているのでしょうか?
もちろん、自然発生的に生まれているわけではないので、「今年の色はこれだ!」と決めている人がいます。
パントン社『パントン・カラー・オブ・ザ・イヤー』
パントン・カラー・オブ・ザ・イヤーは、ファッション、ホームファニシング、インダストリアルデザイン(工業デザイン)、製品パッケージ、グラフィックデザインなどの業界で、とても影響力があるといわれています。
パントン・カラー・オブ・ザ・イヤーの選定は、世界中のエンターテイメント産業や、美術、ファッション業界等のすべてのありとあらゆる領域がチェックされ、検討されます。ソーシャルメディアもその一つに数えられます。
そして2021年の今年の色に選定されたのが、「イエローとグレー」、「イルミネイティングとアルティメットグレイ」です。
「グレー」は落ち着きのある色なので、どんな色に合わせても大人っぽさが演出できますよね。
一方の「イエロー」はグレーとは正反対の色ですが、活動的な色なので明るい印象があります。イエローにも種類がいろいろあるので、取り入れる色によっては元気な印象から大人な印象まで、幅広く演出できます。
もちろんファッション業界でもトレンドカラーは取り入れられていますが、ファッション業界には、春夏・秋冬があり、また雑誌や年齢によってもトレンドとして押さえているものが違う印象があるので、一概にこれが今年のカラーとも言えません。また最近は好みも多様化しているので、少し難しい所です。
■イエロー
トレンドカラーなことに合わせて、春夏としては明るい印象をあたえられます。
気軽に取り入れるのであれば、ワンピースはどうでしょうか?前面にイエローを出すことに抵抗感がある場合は、シューズやバッグにアクセントとして使ってみるのはいかがでしょうか?
■ホワイト
春にはピッタリの軽くてさわやかな印象です。上下白色のコーディネートでせめてみてもいいかもしれません。
■グリーン
「サステナブル」という言葉が流行っている現代には自然を感じさせるグリーンは象徴的なカラーだと注目されています。
コーディネートするのであれば、優しい印象に近づけたスタイルにするのがいいのでは?
■ピンク
春といえば、ピンクですね!ピンクのみだとラブリーな印象になってしまいますが、ほかの色と組み合わせて、モードな印象にすれば大人可愛いに。
■ベージュ
2020年秋冬からアースカラーとして話題だったベージュ。ベージュであれば、コーディネートに自信がなくてもベージュのトレンチコートを羽織るだけで、おしゃれさを演出することができますね。
巣ごもり時間を快適に過ごすためにも、トレンドカラーを使た空間づくりをして、インテリアを楽しみましょう。
まず、グレーは住宅のカラーによく使われています。石やコンクリートの素材というイメージが一番に出てきそうですね。
木の家具や建具との相性がとてもいいです。木の床にグレーの壁紙はとてもよく合うと思いますよ。
また、イエローの小物(クッションやぬいぐるみ)を合わせるとアクセントになって空間が締まりそうです。
カーテンでも色で遊びたいところですが、カーテンは頻繁に取り替える物でもないので、流行り廃りに流されず、かつさりげなく流行を押さえたカラーにしたいですよね。オススメは、ベージュをベースにした生地に部分的にイエローを取り入れたカラーのもの。”さりげなく”がポイントです。
また、さわやかな印象を加えたいと思った場合は、明るいブルーをラグなどに加えてみるのもいいかと思います。
いかがでしたでしょうか?
トレンドはその時代の起こっていることに反映されているものが多いです。最近では”持続可能な”をキーワードに物が作りだされていることが多いので、カラーもまたそうした時代の流れに乗っているのだと思われます。ぜひ皆さんも自分に合ったカラーを選びつつも、トレンドに上手に乗って、ファッションもインテリアも楽しんでみてください。