こんにちは!
梅雨が近づいてきましたね。
そろそろじめじめと嫌な季節がやって来そうです。
今年は梅雨入りが例年よりも早いようで、こういう年は災害が起きやすいと言われている……なんて怖い話も聞きました。
富山県は今のところ災害は少ないですが、これからも起きないというわけではありません。
少し気を引き締めておかないといけませんね。
話は変わりますが、県内での新型コロナウイルス感染がまたじわじわと増え始めましたね。
外出を控える方も多いのではないでしょうか。
ワクチンの接種も始まりましたが、副作用や変異種への効果など、個人的には若干の不安が残ります。
まあ、ワクチンの接種は、まだまだ若者には遠い話ですが……。
感染が広がらないよう、摂取済みの方も、未接種の方も、引き続き感染対策をしっかり行っていきましょう。
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さて。
梅雨が近づくと、気になるのが湿度。
湿度が高いと、じめじめした空気に嫌になることが多いです。
カビやダニも発生しやすくなりますし、衛生面でも注意が必要になりますよね。
そんな梅雨に備えて、湿気対策をご紹介いたします!
実は、空気の温度によって、空気の中に含むことができる水分の量は変わります。
低い温度であれば、含む水分量は少なくなり、温度が高くなるにしたがって、たくさんの水分を含むことができるようになるのです。
気温10℃の「湿度50%」と、気温30℃の「湿度50%」では、同じ湿度であっても、30℃の空気の方が多く水分を含んでいます。
富山県の夏は湿度も気温も高いので、よりたくさんの水分が空気に含まれているということに……。
もうフライパンの上で炙られるようというより、サウナで蒸されるみたいなもんですよね。
やったね、天然のサウナだー、わーいわーい
わーい……
わーい、じゃないんですよねえ……。
わたし、富山の夏が本当に苦手なんですよ。不快で仕方ないもの。
これからまたあの季節がくると思うと……うう、考えたくない。_( _´ω`)_ペショ
湿度が高い日が続くと、心配なのはカビ。
特に水回りや押し入れの奥、そして窓や壁・床などにも……!
気温も湿度も上がる梅雨の時期は、カビにとっては天国です。
絶好の繁殖日和!
カビはアトピー性皮膚炎や喘息などのアレルギー疾患の原因にもなりますし、カビ毒をつくる種類のカビもいます。
そして、カビはダニのエサにもなります。
カビたちにとっては天国でも、我々人間にとっては悪夢ですよ。
わいわい殖えていきたいカビには申し訳ないのですが、ちょっと対策取らせていただきますね。
カビが生えるには、温度・湿度・栄養などが必要です。
空気中に浮遊しているカビの胞子は、室内の表面に付着すると、
温度が5℃~35℃前後で、付着した表面の水分と栄養を吸収して成長していきます。
水分やホコリが溜まりやすいところや、手が届かない場所などに発生しやすいです。
ちなみに、カビが発育する湿度は80%以上ですが、カビは空気中の水蒸気ではなく、付着した場所の表面の水分を使います。
なので、天気予報で「湿度80%」であっても、たとえば壁の表面が湿度50%に保たれているならば、カビは発育しません。
逆に、「湿度50%」の予報でも、壁の表面の湿度が80%を超えている場合は、注意が必要です。
気をつけなければならないのは、結露。
室内の湿度が高いと、窓・壁・床などに結露が発生しやすくなります。
湿度を低く保ち、結露などの水分はこまめに拭きとるようにしましょう。
室内はこまめに換気することで、湿度を下げることができます。
換気をする時は、窓やドアを最低でも2カ所以上は開け、空気の通り道を作ってあげてください。
押し入れやシンク下など、普段は空気が流れにくい場所も、扉を開けて換気すると良いでしょう。
雨の日でも、外よりも室内の湿度が高くなっていることがあるので、換気をおすすめします。
24時間換気システムが整備されているお家は、きちんと吸気口を開けておいてください。
排気口にはゴミ・ホコリが溜まりやすいので、掃除しておきましょう。
扇風機やサーキュレーターを使えば、換気の効果もアップします。
詳しくはこちらのブログをどうぞ!
富山では欠かせないと言っても過言ではない、除湿器。
とはいえ、除湿器を置いているお家は、それほど多くない印象もあります。
我が家にも以前はありましたが、結局は使わなくなってしまいました。
理由は簡単。
湿度が高すぎて、1日に何回も溜まった水を捨てにいかなければならないから!
溜まった水を捨てにいくの、めんどくさい。
同じ理由で除湿器を使わなくなった人、実は5人ほど知ってます(笑)
めんどくさがりの我が家では、エアコンの除湿機能を使っています。
エアコンの除湿機能には2種類あります。
*弱冷房除湿
室内の温度も、湿度も下げる。
再熱除湿よりも消費電力が低く、電気代が安い。
*再熱除湿
室内の温度は下げずに、湿度のみを下げる。
弱冷房除湿よりも消費電力が高く、電気代が高い。
一般的な除湿機能は、弱冷房除湿の場合が多いです。
製品によっては、再熱除湿機能がついたエアコンもあるようですよ。
靴箱や台所のシンク下、押し入れなどなど、狭い場所の湿気こそ気になるもの。
お気に入りの靴がカビだらけになってしまったり、押し入れに入れていた布団がカビてしまったりは、避けたいですよね。
狭い空間に有効な湿気対策をご紹介します。
紙類は、湿気を吸収する性質があります。
中でも【新聞紙】は表面に細かい凹凸が多く、見た目以上に表面積が広いため、湿気の吸収に有効です。
台所のシンク下の隙間や、押し入れの中、家具の後ろなど、湿気が気になる場所に置いておくだけでOK!
押し入れに布団を仕舞う時にも、新聞紙を活用しましょう。
畳んだ布団を押し入れに入れる時、すのこを置いて、布団の下に空間を作りますよね。
そのすのこの下に、新聞紙を敷いてみてください。
消臭効果もあるので、ニオイが気になるところに置いてもいいかもしれません。
湿気を含んだ新聞紙は、定期的に取り換えるようにしましょう。
料理やお掃除などで使う【重曹】には、消臭・除湿効果があります。
空きビンなどに多めに入れて、蓋を開けたまま、ニオイや湿気が気になる場所に置きましょう。
靴箱やトイレがおすすめ。
湿気を含んだ空気は下に下がるので、低い位置に置いてくださいね。
お気に入りのアロマオイルを垂らして、香りを楽しむこともできますよ。
重曹が固まってきたら、取り換え時。
除湿剤として使用した重曹は、掃除にも使えます(^◇^)
【炭】にも、重曹と同じように、消臭・除湿効果があります。
湿度が高くなると湿気を吸い込み、湿度が低くなると湿気を吐き出して、空間の湿度を一定に保とうとします。
炭は色々な種類がありますが、おすすめは【竹炭】。
他の炭と比べて、竹炭には消臭・除湿をする細孔という小さな孔がたくさんあるので、除湿に向いているそうですよ。
効果が薄れてきたら、煮沸して天日干しをするだけで再利用できます。
とってもエコなアイテムです!
みなさんは、布団とベッド、どちらで眠っていますか?
「人間は寝ている間にコップ1杯分の汗をかく」と言われています。
そこに梅雨の湿気が重なったら……ううう、あまり考えたくないですね。
そこで、【除湿マット】の出番です!
ベッドパッドの下や、床と布団の間に敷くと、布団をサラッと快適に保ってくれます。
また、靴箱の中には、防カビ・消臭効果のある除湿シートもおすすめ。
好きなサイズにカットできますし、天日干しすれば何度でも使えます。
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いかがでしょうか?
湿気対策は気軽に始められるものが多いです。
まあ、本当は、高気密・高断熱のお家なら結露も少なくなるので、性能の良い家を建てるのが1番いいんでしょうけれど……。
宝くじ当たらないかな!!
5億円くらい。
……夢のまた夢みたいな話ですね。
現実的に、これからやってくる梅雨に備えることにします( ;∀;)
それでは~