2021.06.05
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盆栽の魅力

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こんにちは。


みなさん、何かコレクションしているものってありますか?

ぬいぐるみや切手、模型やパズル、好きなアニメやアイドルのグッズなどなど。

好きなものって、どうしても集めたくなっちゃうんですよね。

わたしの場合は本ですが。

それに加えて、最近推しのグッス収集も始まったので、物が増える増える。

まあ、見境なく買うのではなく、本当に欲しいものだけを厳選して買うタイプだし。

部屋が物で溢れかえるということはないのが唯一の救いかなー、あはは。

……と思っていたんですよ。

古くなった本棚の買い替えのために、中身を全て取り出すまでは!

本棚の中に入っていた本を、全て出した時の恐怖といったら。

出しても出しても終わらない。

積んでも積んでも終わらない。

怖かった。本気で部屋が埋まるかと思いました。

よくあんな量入ってたな、あの本棚……。

ちなみに、新しい本棚はまだ買えていません。

あの量を収納できる本棚が、ちょっと見つからないからです。

天井につっかえ棒をして、上に棚を増やせる本棚もあるみたいですが、いかんせん家が古いので、天井が抜けそうで怖いんですよね。

そんなこんなで現在、わたしの部屋の壁際には、背丈くらいまである本の山が並んでいます。

災害対策の面から見ると、間違いなく不合格のお部屋ですね。


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さて、話は変わりますが。

コレクションといえば、盆栽を集めている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

それほどメジャーではないと思っていたのですが、どうやら最近、若者たちの間で盆栽が流行ってきているみたいなんです。

なんでも、今年3月に代官山蔦屋書店で開かれたイベントにて、「家で花見ができるように」と桜の盆栽を販売したところ、購入者の大部分は20~40代の若い世代であったとか。

近年では、手ごろな価格の盆栽も増え、若い方にも始めやすい趣味となってきたのかもしれません。

というわけで、今回はちょっと盆栽のお話をしようと思います。

盆栽を楽しむ

盆栽とは、簡単に言うと、浅く小さい鉢に樹木を植えたもの。

盆栽を眺めながら、季節を感じ、周囲の風景を見出すのが楽しみのひとつです。

小さめの鉢の中で樹との調和を表現する、というのが醍醐味なので、他の観葉植物のように、樹の成長に伴って大きめの鉢に植え替えたりはしないようです。

枝の出方や土に繁茂する苔も含めて、【自然の縮尺】として、長い時間をかけて育て上げる魅力があります。

盆栽は、お部屋に置ける小さなお庭と言ってもいいかもしれません。

小さな鉢の中で、自分の好きなお庭を育てる……なんだかワクワクしちゃいます。

盆栽の種類

盆栽といえば、曲がった松の木をイメージする人も多いかと思いますが、実はたくさんの種類があるんです!

松柏(しょうはく)盆栽

冒頭に「松の木だけではない」と言っておいてアレなのですが、やっぱり王道は松の木ですよね。

特に、五葉松黒松などは丈夫で育てやすいので、初心者でも十分に楽しむことができます。

葉物盆栽

これは、榎(えのき)楓(かえで)欅(けやき)など、花をつけない樹木を盆栽にしたものです。

特にカエデ科のもみじは秋に紅葉するので、季節の変化が楽しめると人気が高いそうですよ。

花物盆栽

花をつける樹木を盆栽にする、花物盆栽も人気が高いです。

百日紅(さるすべり)などがよく使われているみたいです。

ミニバラや紫陽花の盆栽もあるとか。

丁寧に育てた盆栽が花を咲かせた時の感動は大きいでしょう。

ちなみにわたしは藤の盆栽が欲しいです。

藤の花が好きなのですが、藤棚を家に作るのはちょっと難しそうですし……。

植物を上手く育てられたためしがないので、今のところは夢見ているだけなんですけどね。

実物盆栽

果物が成る、実物盆栽というものもあります。

姫リンゴ紅紫檀タチバナモドキカリンなどが人気のようで、初心者にもおすすめだそうです。

花が咲いて実が成る、季節の楽しみがあるのもお得感がありますよね。

手軽に始められる盆栽キット

「始めてみたいけど、盆栽って高そう」

わたしもそう思っていました。

しかし、調べてみると、なんと1000円程度で栽培キットが売っていたんですよ!


ソダテマス

こちらは一合の枡で種から育てるインテリア盆栽。

培養土と説明書も同梱されているので、初心者の方も取り組みやすそうです。

しばらくは剪定の必要もないので、成長をじっくり楽しめます。


染付小紋盆栽栽培セット

こちらも種から育てるタイプ。

器も伝統的な柄で、インテリアとしてもおしゃれです。


この他にも、お好みの木の小さな鉢を買って始める方もいらっしゃるみたいです。

栽培キットに、育て方の冊子や肥料、殺菌剤がついているものも、何点か見つけました。

本格的な育て方については、書店や図書館で調べるのが1番だと思います。

手元にマニュアル用の本があると、いざという時にも安心ですからね。

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はい。

今回は盆栽についてご紹介しました。

藤や桜の盆栽があることは知っていましたが、実が成る盆栽やバラ、紫陽花まであるとは驚きです。

「樹だけ」を育てるのではなく、植わっている鉢や土、土に生える苔、それを眺めている時に浮かぶ景色まで、全てを自分の手で育てていけるなんて、すごく素敵ですよね。

これは深そうな沼だ……。

盆栽に夢中になる方がいらっしゃるのもわかります。

わたしも今年は何か植物を育ててみたいですね。

今度は根腐れを起こさないように……(´;ω;`)

みなさんも、もしよかったら調べてみてくださいね。


それでは~