2022.05.18
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春夏秋冬過ごしやすい家づくり

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こんにちは。チューリップハウス竹田木材です。
5月に入ると太陽がまぶしすぎるな~と思う日が増え、
6月になると梅雨が始まりじめじめした雨の日が続き
太陽の光がこいしくなります。
7月に入ると梅雨が明け、夏が始まり
8月はクーラーなしでは溶けてしまうくらい暑い日が続きます。
このように日本は季節の移り変わり早いので
色々な季節を感じ、楽しむことができます。

しかし、富山県では日常生活を送るにあたって
四季があることで大変な面もあります。
一つ目は「積雪」です
多い時は平野部でも100cmは積もります。
山間部は150cm積もるときもあります。
雪を経験したことのない人だと想像もつかない積雪ですよね。
しかし、富山県の冬はこれが普通です。
二つ目「凍結」です
道路はもちろん、水道管や室外機も凍る場合があります。
また、屋根の雪が解け屋根から水が落ちる際に凍結してしまい
氷柱(つらら)できることもあります。

三つ目「猛暑」です。
冬が非常に寒いので夏は涼しいのでは?と思われがちですが
富山県の平野部は8月の最高気温が
日本一になる事もあります。         
富山県では5月~9月にかけて
風が山を越え、山を下りてくるときに
気温が高くなるフェーン現象が
起こりやすいと言われています。
このように富山県は「夏は暑く、冬は寒い」地域なので
家づくりを行う時に失敗してしまうと
せっかくのマイホームなのに
夏は暑く、冬は寒い、決して快適とは言えない
そんな生活を送る事になってしまいます。
またお家を建てる時の値段ばかり気にしてしまい
暮らしてみると、「電気代がすごく高い」
という話も良く耳にします。
そこで今回は、
富山県の気候に合った快適に暮らせる
家づくりについてお話します。

高気密・高断熱って?

みなさんは高気密・高断熱をご存知ですか?
家づくりを考えたことのある方でしたら
一度は聞いたことのあるフレーズだと思います。
高気密・高断熱住宅とは
室内の空気が外に逃げることが少ない為
外の気温の影響を受けにくく
効率よく暖めたり、冷やしたりすることが可能です。
そのため、無駄な電気代を使わずに快適に過ごせる省エネ住宅です。
そこで重要なのが、Ua値とC値です。
断熱性能を表すUa値とは外皮平均熱貫流率の事で、
家の内部から床、外壁、天井や開口部などから
外部へ逃げる熱量を外皮全体で平均した値です。
が小さいほど熱が逃げにくく、
省エネルギー性能が高いことを示します。
C値とは気密性能を表す指標です。
住宅における相当隙間面積のことを言います。
建物全体の隙間面積を延床面積で割った数値です。
隙間が少ないことで室内の空気が外に逃げにくく
省エネルギー性能が高いことを示します。
また、高気密は、大気汚染物質の侵入を防いでくれるので
健康に配慮することができます
富山県は最初にお話したように
「夏は暑く冬は寒い」地域なので
特にこの高気密・高断熱がとても重要です。
しかし、高気密・高断熱にこだわると
当然コストがかかりますが
長い目で見ると実際は金額的に差が無いように感じます。
高気密・高断熱にすることにより
少ない電気代で家中快適に暮らせるので
初期費用が掛かってもおすすめです。
大きい窓や吹き抜け天井を取り入れたい方で
「寒いからあきらめようかな・・・」
と、いういう声を耳にすることがありますが
高気密・高断熱の省エネ住宅にすることで
諦めずに、実現することが可能です。
竹田木材では、家作りの基本から
資金計画、これからのランニングコストなど
様々な住宅相談を無料で行っております。
また、高気密・高断熱の平屋のモデルルームを建設中です。
興味のある方は是非、お問い合わせください。